【ご報告】深津高子先生 講演会
国際モンテッソーリ協会(AMI)公認教師
深津高子先生 講演会のご報告
9月21日(日)、当園にて 国際モンテッソーリ協会(AMI)公認教師の深津高子先生をお迎えし、講演会が開催されました。
参加者は、在園児・卒園児・ご紹介の保護者の方々を中心に22名、大勢の方にご参加いただきました。
テーマは、
「誕生から高齢者までのモンテッソーリ教育」一昨日までアフリカで活動されていた深津先生は、ご帰国直後にもかかわらず、熱意を持って貴重なお話をしてくださいました。
▶講演内容
お話は以下の流れで進みました。
①自己紹介
②Aid to Life
③吸収する精神
④人生の春夏秋冬
⑤モンテッソーリ教育の広がり
自己紹介では、深津先生ご自身の活動や、日本各地のモンテッソーリ教育機関や、教育を生かした様々な取り組みを紹介。
「Aid to Life モンテッソーリ教育は生命が育つお手伝いであり、一生涯を助ける教育」であることを、植物や動物の成長の例えを交えて語られました。特に、大人の役割を「子どもに土壌(環境)を与える仕事」として球根になぞらえて説明くださり、とても分かりやすく心に残りました。
「吸収する精神」についてのお話では、子どもたちがどのように世界を受け取り、学んでいくのかを具体的に教えていただきました。
また「人生の春夏秋冬」という視点からは、乳幼児期・思春期・高齢期・さらには法を犯した人たちにまで、モンテッソーリ教育がどのように寄り添うことができるのかを、国内外の事例とともに丁寧にお話くださいました。子ども時代だけでなく、人生のあらゆる段階においてモンテッソーリ教育が大切であることを学ぶ機会となりました。
▶講演後のひととき
講演後には質問タイムが設けられ、その後はお茶とお菓子をいただきながら、先生と直接お話できる時間となりました。
深津先生は、一人ひとりの保護者の声にじっくり耳を傾け、温かく寄り添ってくださり、多くの方がその周りに集まりました。名残惜しい雰囲気の中、講演会は終了となりました。
今回の学びを通して、モンテッソーリ教育が「子ども時代のため」だけではなく、「人生を通して寄り添う教育」であることを改めて感じました。
参加者にとって、日々の子育てや家族との関わりを考えるうえで、大きな気づきをいただけた時間となりました。
最後になりましたが、遠方からお越しいただき、貴重なお話をわかりやすく、そして温かくお伝えくださった深津先生に、心より感謝申し上げます。
お手伝いの会 S
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